白老町の北海道日本ハムファイターズしらおい後援会(村上栄子会長)は4日、2023年度定期総会を町中央公民館で開いた。「社会情勢を見極め、慎重かつ前向きに検討する」とした今夏の日ハム応援観戦など事業計画を決めた。
会員ら約70人が参加。村上会長は「3月には北広島市に北海道ボールパーク(日ハム新球場)が開業する。チームや(町虎杖浜出身の)根本悠楓投手の活躍を願い、今年も町ぐるみで応援していきたい」とあいさつした。
事業計画を審議し、観戦企画のほか、新入学児童へのクリアホルダー寄贈、町立図書館へのファイターズ関連書籍の寄贈などの地域貢献活動を盛り込んだ。
総会後は、北海道ボールパークを運営するファイターズスポーツ&エンターテイメント事業総括本部のシニアディレクター新出哲也さんの講演や公式グッズを景品としたお楽しみ抽選会を行った。
白老町は、同ボールパークを地域活性化に生かす官民組織「オール北海道ボールパーク連携協議会」に参加する17市町村の一つ。同協議会には苫小牧市も関わっている。日ハムでは、選手が地域おこしを手伝う事業「北海道179市町村応援大使」に代わり、今年から新たに「北海道応援大使プロジェクト」を同協議会の参加自治体を対象に始動させるという。