プロの演奏家で編成した管楽合奏団「札幌管楽ゾリステン」によるミニコンサートinむかわが4日、むかわ町の鵡川中学校体育館で開かれた。幅広い年代が親しめるバラエティーに富んだプログラムと小編成を感じさせない力強い演奏を披露した。
鵡川地区中高一貫教育連携推進協議会、鵡川中、鵡川高校の両吹奏楽部が主催。
同合奏団は2009年に誕生し、演奏会活動やイベントへの出演をはじめ、学校の吹奏楽部などでの出前指導、地域貢献にも力を注いでいる。むかわ町内でのコンサートは、鵡川高吹奏楽部の指導に当たっていた縁で実現した。
この日は9人の団員が出演し、しっとりとした京都民謡の「竹田の子守歌」や明るい印象の「サウンド・オブ・ミュージック」のメドレーなど、幅広いジャンルの曲を奏でた。
アンコールでは、鵡川中高吹奏楽部の部員も共演して「オーメンズ・オブ・ラブ」を演奏。会場の盛り上がりは最高潮に達し、詰め掛けた約100人の聴衆を楽しませた。