白老町のヨコスト湿原友の会(中野嘉陽会長)は25日午前10時から観察会を同湿原で実施する。飛来したハクチョウやマガモなど冬の野鳥を中心に観察する。参加無料。希望者は当日直接湿原へ。
観察会は、2016年4月に湿原が環境省の「日本の重要湿地500」に選ばれたことを受け、多くの人に同湿原の魅力を知ってもらおうと月1回ペースで開催しており、今年は初めて。
当日は湿原そばに建つ海岸側の看板前に集合。友の会メンバーが案内し、鳥類などの生き物や環境について分かりやすく紹介する。
ヨコスト湿原(面積33ヘクタール)は、多様な自然環境を形成する低層湿原。多数の希少動植物が生息し、生物多様性の観点から非常に重要な環境とされている。