13人に修了証 介護職員初任者研修 白老

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2023年1月23日
修了証を受け取る受講者

 白老町社会福祉協議会は20日、町総合保健福祉センターで介護職員初任者研修修了式を行った。高校生4人を含む15~63歳の受講者13人が6月から7カ月間の研修を終え、修了証を手にした。

 今年度は99日間148時間の講義、実技を実施。受講者は福祉、保健、医療と幅広い分野にまたがる講義のほか、ベッドメーキングや食事などの実技研修を通して介護職に関する基礎の知識と技術を学んだ。新型コロナウイルス感染症防止のため、事業所での実習は中止した。

 この日は12人が山﨑宏一会長から修了証を受け取った。山﨑会長は、あいさつで白老町の人口に占める65歳以上の高齢者の割合が46%を超えている状況を説明。「まちの2人に1人が65歳以上。研修で身に付けた知識や技術をこれからさまざまな形で福祉の世界、地域の中でぜひ生かして」と呼び掛けた。

 修了者は今後、知識と技術をさらに深めることができる介護職員実務者研修の受講や、介護に関わる別の資格取得を目指すほか、町内外の介護事業所の勤務で学びを生かしていくという。

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