白老町商工会(熊谷威二会長)は14日、3年ぶりとなる新年交礼会をしらおい経済センターで開いた。出席した関係者78人が祝杯を挙げ、地域経済発展への決意を新たにした。
あいさつで熊谷会長は、厳しい円安や原材料の高騰などを挙げて「値上げの中で商売をしなければならない現実と人口減少の現実があるが、常に新しいものに挑戦していかなくては」と前向きに語った。
町長として、公式な場で最後のあいさつとなった戸田安彦氏は「11年間大変お世話になった。今後も商工業の発展に向けて尽くしていきたい」と述べた。
この後、アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部の齊藤基也本部長の音頭で祝杯を挙げ、新年を祝った。関係者らは歌謡ショーやビンゴ大会を楽しみながら交流した。
また、北海道銀行の職員が、事業者が納める消費税額を正確に計算するための新しい経理方式「インボイス制度」について説明した。