白老東高校で22日、地学協働コンソーシアム会議の2022年度第1回会合が開かれ、同校や町教育委員会の職員、商工観光関係者など25人が参加し、学校と地域で連携・協働体制をつくり、同校で探究的な学びを推進していくことを確認した。
同会議は2021年8月、白老東高、道教委、町教委、町内の商工観光関係者などで組織された。積極的にまちに出て主体的に地域学習に取り組み、解決していこうとする姿勢を生徒に育てる教育を進めることが狙い。学校と地域の接続ポイントとして、教育を支援していくことを目指しており、地域の商業者やまちづくりに関わる若者の話を聞くなどの活動をこれまでにしている。
初会合では、小川政博校長が同会議について「本校を地域振興の核として教育の機能強化を図るとともに、地域ネットワークの構築、充実に資することを目的に活動する」と意義を強調。この日を組織の正式な活動スタートとし、規約を制定した。会長に、同校の1期生で町内でNPO法人ウテカンパを運営する田村直美さんを選んだ。
また、仙台藩白老元陣屋資料館のボランティアガイドとして活動する同校の2年生4人が登壇。「人前で解説するのは緊張したがやりがいを感じる」「1年生もこれからに向けてガイドの練習に励んでいる」と活動報告をした。
同校は07年度から「総合的な学習の時間」でアイヌ文化体験学習を推進。18~20年度は、道教委から北海道ふるさと・みらい創生推進事業「高等学校OPENプロジェクト」の指定を受け、学校独自の設定科目「地域学」を開設した。21年度には道教委の地学協働活動推進実証事業「北海道CLASSプロジェクト」(3カ年)の推進指定校となり、学校と地域が連携して教育を支援する同コンソーシアム会議が組織された。