認知症への理解深める サポーター養成講座 遠浅小  安平

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  • 2022年12月23日
認知症について児童が理解を深めたキッズサポーター養成講座

 安平町の遠浅小学校(奥本政一校長)は22日、認知症キッズサポーター養成講座を開いた。町内の高齢者施設「ケアハウスサックル」の中田良彦施設長を講師に迎え、4~6年生の18人が認知症の知識や認知症患者との接し方を学んだ。

 総合的な学習の一環。中田施設長は認知症の一つの特徴として、「覚えることができなくなる」と指摘。一例として、祖父が昼食を取ってわずか30分後に「ご飯はまだかな?」と尋ねて来る場面を取り上げた。

 「ご飯を食べたことを忘れている」祖父に対しては、「さっき食べたばかりですよ」と答えるのではなく、「すぐに準備しますから、お茶でも飲んで待っていてください」と伝えるといった方法を紹介した。

 認知症患者との接し方として、「否定しない」ことを前提とし、「笑顔であいさつ」や「ゆっくり分かりやすく話す」「答えてくれるのを焦らず待つ」といった対応方法をアドバイス。39歳でアルツハイマー病を発症した男性のメッセージを動画で紹介し、家族や地域で見守る重要性を説いた。

 5年生の佐藤心さん(11)は「認知症の人を怒ったり、急かしたりしてはいけない中で、あいさつをすることがいいと分かった。歩いている時には少し遠くにいても、あいさつをしてみようと思う」と話していた。

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