厚真町は、町内上厚真にある宮の森こども園を2024年度から「公私連携保育所型認定こども園」とすることを決め16日、社会福祉法人みつわ福祉会(沖縄県南風原町)と開設に関する協定を結んだ。同園は、行政が関わりを持ちながら民間が運営する方式で、町は安定的かつ効率的に質の高い保育サービスを提供していく考えだ。
町は宮の森こども園の魅力化を図ろうと、昨年度から同福祉会の指導、アドバイスを受け、職員同士が研修や視察を兼ねて行き来するなど人的交流も重ねてきた。今年度に入り、同園の民営化に向けて公私連携保育法人を募集したところ、同福祉会が手を挙げた。
町によると、23年度は町と同福祉会が共同で保育を行い、24年度から運営を移管する。この間、同福祉会で新たに採用を募るほか、要請に応じて町から職員を派遣する。
16日に町総合ケアセンターゆくりで行われた締結式で、宮坂尚市朗町長は「健やかな子どもの保育につながることを確信している。町としてもしっかりとサポートし、北海道中から注目される取り組みが始まると思うとワクワクする」と期待を寄せた。
同福祉会の大城昌信理事長は「人とのつながりを大事に、子どもたちの豊かな成長を保証する。町や地域の方々とも協力し、よりよい環境を構築していきたい」とあいさつ。「まちづくりに参画し、子どもたちがこの先の時代を担えるように、持てる力を最大限に発揮させていただく」と意気込みを語った。