白老町議会の公明党議員団(氏家裕治団長)は12日、町役場を訪れ、認知症高齢者の行方不明時対策に関する要望書を戸田安彦町長に手渡した。
議員団は氏家団長を含む町議2人。要望事項は2項目で▽行方不明者を迅速に探す協力体制の構築と徘徊(はいかい)高齢者向けGPS(全地球測位システム)端末の効率的な活用、地域特性を生かした模擬訓練の実施など認知症の啓発や地域づくり▽認知症の方が外出しても安心して住まいに戻ることができるようなQRコードシールの導入。
国は2019年6月にまとめた認知症施策推進大綱の中で、共生と予防を両輪とし、「認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会を目指す」とする。要望では「人生100年時代を迎え、住み慣れた地域で安心して老後を過ごせる環境づくりは白老町においても重要な課題の一つ」としており、「一日も早く取り組んで」と述べた。
戸田町長は、「要望をしっかりと受け止め、今後関係各所と対応を協議していく」と話していた。