白老町は9日、定例記者会見を開き、13日から始まる町議会定例会12月会議に提案する議案を発表した。2022年度一般会計補正予算案は5億3863万9000円を追加提案する。これで一般会計総額は121億8239万9000円となった。12月会議の日程は予備日を含む19日までとなる見通し。
定例会への提出議案は、役場庁舎など町が管理する施設について電気料金、燃料費の価格高騰による不足分の計上、コロナ禍の影響で落ち込んだ旅行需要の回復などを目的とした「ウエルカムしらおいキャンペーン」の追加配分のための増額補正。22年度人事院勧告に基づく法改正で条例改正による町職員らの人件費増額補正など。議案11件、諮問2件、報告1件の予定。一般質問は13~15日に計8人が登壇する見通し。
会見で戸田安彦町長は、19日午後6時から町総合保健福祉センターで地域おこし協力隊活動報告会を開くことを発表。「協力隊を知る貴重な機会。1人でも多くの参加を」と呼び掛けた。
安藤尚志教育長は来年1月8日に町中央公民館で予定している「二十歳を祝う会」について説明。民法改正で成人年齢が引き下げられ、昨年度まで「成人式」として開催していたが20歳という節目の門出を祝う会として初開催することを報告した。出席予定者として02年4月2日から03年4月1日生まれの計137人に案内状を送付済み。20歳の町民6人を含む実行委員会体制で式典準備を進めているとした。