白老町は7日、町中央公民館で、観光客に観光スポットを案内する「おもてなしガイド」の人材養成講座初級コースの修了式を行った。9人に町産業経済課の工藤智寿課長から修了証が手渡された。
同講座は、今年6月から14回にわたって開講。町の自然やアイヌ文化などについて学ぶ座学や町内を散策するフィールドワークを展開してきた。
修了式に当たり、おもてなしガイドセンターの岩城達己代表(68)はガイドの心構えなどについて講話。「日々研さん、スキルアップし、磨き込みに努めて」とアドバイスした。その後、工藤課長から受講者一人ひとりに修了証が手渡された。修了者の降矢和好さん(70)=町高砂町=は「白老の文化、歴史、自然などあらゆる分野のガイドができる人になりたい。学びは尽きない。これからも勉強を重ねていく」と話していた。