厚真町の上厚真小学校（圓山芳史校長）6年生と厚南中学校（石崎和昌校長）1年生が6日、小中学校連携の一環で、厚南中で英会話交流を行った。小中学生が英語を通して自分のことや学校の特色などを伝え合った。

　中学生10人が小学生18人一人ひとりと向き合い、小学生は簡単な自己紹介と中学生になってやりたいこと、興味を持っていることなどをスピーチ。中学生はパソコン画面の写真や絵などを使って中学校の仕組みや部活動、教職員の顔触れを紹介した。

　厚南中の海沼柚衣さん（13）は「（自身が）小学6年生の時に今の中学2年生に同じように教えてもらったが、自分たちで伝えるのは初めて。難しかったが、うまく伝えられたし、相手もしっかり聞いてくれたと思う」と話す。上厚真小の森山遥斗君（12）は「修学旅行で行きたい場所や食べたいものなどをうまく伝えることができた。英会話は楽しかった」と振り返り、「早く中学生になりたい」と思いを語った。

　このほか、児童生徒が一緒に英語の歌を聴いたり、3年生の修学旅行の映像を見るなどして楽しいひとときを過ごした。