白老町出身の北海道日本ハムファイターズの根本悠楓(はるか)投手(19)が24日、町役場を訪問し、13試合に登板して3勝したプロ2年目の今シーズンを振り返った。5月には巨人戦でプロ初勝利を挙げた。
根本投手は庁舎玄関ホールで花束贈呈など多くの町職員から歓迎を受けた後、戸田安彦町長を表敬した。
日ハムファイターズしらおい後援会の村上栄子会長、田野島靖副会長も立ち会った。根本投手は「こんなに早く1軍で投げさせてもらえるとは」と振り返り、来季について「体力面をさらに強化し、投球の質を上げて9回まで長く投げられるようにしたい。オフシーズンもトレーニングを続ける」と抱負を語った。白老町民に向けて「地元は大好き。皆さんから応援されているのを改めて感じている。思いに応えられるプレーをしたい。引き続き応援を」と呼び掛けた。
根本投手は虎杖浜地区出身で、虎杖小学校、白翔中学校を卒業。同中学校3年時に出場した全国大会では決勝で完全試合を達成し優勝した。2020年、プロ野球日ハムファイターズから5位指名を受け、苫小牧中央高校出身者で初めてのプロ野球選手になった。左投げ左打ち。