白老町本町のしらおい創造空間「蔵」でのオープンを30日に控える喫茶店「くらと」は23日、フリーマーケット「蔵の市そのいち」を「蔵」で開いた。プレオープンを兼ねて催し、町民が衣類や生活雑貨、本などを並べ、掘り出し物を買い求める人たちでにぎわった。
会場は、同店2階で開催し、町民約10人がブースを開設した。絵本や子供服、調理用具、手作りのアクセサリーなどを用意し、展示即売。約40人が買い物を楽しんだ。
友人と会場を訪れた町北吉原の自営業、原口弘子さん(59)は「蔵に待望のカフェができると聞き、うれしい。フリマやワークショップなど親子、異世代が交流できる機会が増えてくれたら」と期待。店主の鬼塚京子さん(50)は「(フリマは)今後、月1回ペースで開催できたら」と話していた。