あつま国際雪上3本引き大会 来年1月15日開催

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  • 2022年11月23日

 厚真町の冬の一大スポーツイベント「あつま国際雪上3本引き大会」が来年1月15日、同町本郷のかしわ公園野球場で開かれる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年、今年と中止になっており、開催されれば3年ぶりとなる。主催する同大会実行委員会は「今年こそは」と意気込み、出場チームの募集を開始した。

 雪上3本引きは、厚真町で発祥した冬のスポーツ競技。雪上の特設コートに並べた長さ16メートルある3本の綱のうち、制限時間内に綱引きのように2本を自陣に引き込めば勝利となる。途中で他の綱に移動することができ、体力だけでなく、戦略が重要になる。試合は3セットマッチで行い、2セット取ったチームが勝ちとなる。1チーム8人(女性1人以上を加える)で構成し、最大16人まで登録できる。

 参加料は1チーム1万円。優勝チームには賞金20万円と副賞として厚真のさくら米80キロを贈呈。2~4位にも賞金と副賞を用意しているほか、参加賞としてうどん、おにぎりも用意している。

 申し込みは折り込みの申込書に必要事項を明記し、実行委事務局の厚真町商工会に直接、またはファクス=0145(27)3877=で行う。大会ホームページ(http://3tugs-of-war.com)、メール(info@3tugs-of-war.com)からもエントリーができる。先着60チームで締め切りは12月16日。

 今年1月に予定していた第15回大会は42チームがエントリーしたが、感染拡大により直前で見送りが決まった。実行委事務局は「2年間開催していないので今年こそはという思い。感染者が増えてきているのが心配だが、何とか開催できたら」と話し、幅広く出場を呼び掛けている。問い合わせは町商工会 電話0145(27)2456。

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