苫小牧東地区の少年野球チーム美園スラッガーズが14日、苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長にチーム結成50年の節目を報告した。佐藤靖浩監督、佐藤俊祐コーチ、高橋鳳仙主将(明野6年)、安田悠晴(美園6年)の4人が代表し来庁した。
美園は1972年8月に発足。市内や道内の各種大会優勝をはじめ、2度の全日本学童大会出場など実績を誇ってきた。新型コロナウイルス禍の2020年以降は団員数が著しく減少し、他チームと合同を組み活動してきた。
来年度から少年野球カテゴリーのホームベースが一般と同じサイズになることを受け、一般用ベースもサプライズ寄贈した。岩倉市長は半世紀にわたる歴史に感銘を受けながら「これを新たな飛躍のきっかけにして頑張ってほしい」とエールを送った。
佐藤監督は「どんなに人が少なくなっても、先輩たちの意志を継いできょうまで歴史をつなぐことができてうれしい」と語った。