AIRDO 穂別中で航空教室 むかわ

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年11月10日

 むかわ町の穂別中学校(三品秀行校長)で8日、AIRDO(エア・ドゥ、本社札幌市)による航空教室が開かれた。全校生徒41人が飛行機の仕組みや仕事内容、やりがいなどを聞いて職業観を高めた。

 同社の客室乗務員の津田こころさん、パイロットの田中敦士さん、整備士の野村卓宏さんが講師を務めた。

 津田さんは客室乗務員について「お客さまにとって、安全で快適な空の旅になるようお手伝いをするのが仕事」と説明し、「全ての要求を受け入れることはできないが、別の対応法などで満足していただく。大変さがやりがいにつながっている」と魅力を紹介。田中さんは「それぞれの役割があって、仕事が成り立っている。協力し合い、助け合って日々を乗り切っていくことが大事」と呼び掛けた。野村さんは、飛行機が飛ぶ仕組みを断面図や実験道具などを使って解説した。

 このほか、代表生徒6人が機内アナウンスを体験した。中にはせりふを流ちょうに読み上げる生徒もいて盛り上がった。3年の後藤魁さん(14)は「パイロットを初めて見たし、整備士もあまり見ることがない。飛行機のことなどを聞けて貴重な経験だった」と話していた。

 同社は、社会貢献の一環として、道内各地の小中学校で航空教室を開いている。

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