厚真町文化祭の芸能発表会が4日、町総合福祉センターで開かれた。町内で活動する文化団体7組が、日本舞踊やダンス、拳玉パフォーマンス、和太鼓、吹奏楽演奏などを次々に披露。多くの町民が来場し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりに開かれた文化の祭典を楽しんだ。
ステージ上では、日本舞踊やフラダンスを習う子どもたちがかわいらしい着物や衣装を着て演舞や踊りを発表し、明るい雰囲気を演出。「厚真けん玉クラブ」は華麗なトリックなど習得したての技で会場を沸かせた。
地元の和太鼓グループ「厚真郷芸保存会」は5曲を演奏して迫力満点のばちさばきを見せ、町民吹奏楽団は「春よ来い」など5曲を奏でた。最後は手話の会「てのひら」が手や体を動かしながら「ひまわりの約束」の曲を披露し、会場を温かい雰囲気に包んだ。