安平町は1、2両日、今後のまちづくりについて町民と意見を交わす町政懇談会を安平、遠浅の公民館でそれぞれ開いた。及川秀一郎町長をはじめ、役場担当者が町民からまちへの要望について聞き取り、意見交換をした。
安平地区では、来年3月に閉校となる安平小学校の校舎の跡地活用に関する質問があり、「地域住民と協議しながら活性化に向けて取り組んでいく」と回答した。町は地区ごとに計画の策定を進めるほか、支援員を配置する考えも明かした。「公民館を自主学習の場として使えないか」との声も寄せられ、「Wi―Fi(ワイファイ)を整備するなどして、居住地に近い場所を(自主学習の場として)使えるようにしたい」と述べた。
このほか、損壊している一部の歩道や道路の現状について町の見解を求める声があり、及川町長は「胆振東部地震後、復旧復興事業を最優先にしてきたため、修繕が後回しになっていたが、皆さまが納得できるように努力していく」と理解を求めた。
懇談会は地区ごとに行われ、4日に早来町民センター、8日に追分公民館で、いずれも午後6時30分から開かれる。問い合わせは、町政策推進課 電話0145(22)2751。