白老郷土文芸第42号寄贈 町文化団体連絡協が町教委に

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  • 2022年11月2日

 白老町文化団体連絡協議会(竹下和男会長)はこのほど、文芸誌「白老郷土文芸」第42号を13冊、町教育委員会に寄贈した。今号は小説や随筆、論考など10編(83ページ)と小中学生の読書感想文6編を収録している。

 同誌は年1回、編集委員4人が町民から寄せられた作品を編集して発刊している。

 竹下会長らが町教委に届け、編集委員長を務めた白老ペンクラブの岩間隆一会長は「若い人たちは豊かな表現で読書の感想をつづっていた。一方で、日本語表記の基準に沿って修正する作業に苦労した」と話した。

 安藤尚志教育長は「まちの文化を考える上で文芸誌の担う役割は大きく、子どもたちにとっても身近な存在になってほしい」と述べ、編集委員の労苦に感謝した。

 寄贈書は町立図書館や仙台藩白老元陣屋資料館、町内の全小中学校と高校に並ぶ予定。

 1冊600円で、町教委(町本町)、しらおい創造空間「蔵」(同)、カメラのむらかみ(町東町)、こんや商店(町大町)、喫茶休養林(同)で販売している。

 同協議会では、町、町議会、町立病院のほか苫小牧市立中央図書館などにも計47冊寄贈した。

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