5、6日、恐竜フェスタ VR、AR体験企画 むかわ

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年11月1日

 むかわ町が主催する「恐竜フェスタ2022」が5、6両日、同町穂別町民センターをメイン会場に開かれる。今年は「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)の原寸レプリカを展示するほか、穂別地区をエリアにAR(拡張現実)を使ったスタンプラリーを企画。町は来場を呼び掛けるとともに「町内を歩いてもらいたい」と話す。

 恐竜のまちをアピールするイベント。胆振総合振興局、にっぽん恐竜協議会、北海道恐竜・化石ネットワーク研究会などが後援している。

 AR体験は町内の鵡川、穂別地区の特定エリアにおいてスマートフォンで専用のQRコードを読み込むと、画面越しに恐竜が映し出される仕組み。むかわ竜やティラノサウルスのほか、「ホベツアラキリュウ」や「フォスフォロサウルス」といった海竜を加え、画面越しに登場させる。メイン会場を除く4カ所のポイントに設置するQRコードからスタンプを集めると、オリジナルのチェンジングカードと交換できる特典も用意する。

 メイン会場では、VR(仮想現実)を使った恐竜クイズや化石クリーニング体験を行うほか、恐竜関連のグッズを販売。6日午後1時30分からは、恐竜研究者として知られる北海道大学総合博物館の小林快次教授の講演会を開く。穂別博物館向かいにあるアースギャラリーでは、桐生大学短大(群馬県みどり市)の学生による木琴を使った体験コーナーも用意している。町経済恐竜ワールド戦略室は「ARや5Rなどデジタルならではの化石体験をしてもらいたい」とPRする。

 時間帯は両日とも午前10時から午後3時まで。入場は無料。期間中、JR日高線苫小牧―鵡川駅間では、むかわ竜のラッピング列車「カムイサウルス復興トレイン」を運行するほか、鵡川駅から同センターまで送迎バスを用意している。

 問い合わせは同戦略室 電話0145(45)2118。

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