ホタルの餌 愛好家に寄贈 宮坂建設工業  厚真

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年10月31日

 厚真町内で胆振東部地震の影響を受けた用水路災害復旧工事などに携わる宮坂建設工業(本社帯広市)は29日、地域貢献の一環で、幼虫の餌になるカワニナ10キロ(5万円相当)を町内のホタル愛好家、長橋政徳さん(74)に寄贈した。

 長橋さんは毎年ホタルの幼虫を育て、町内の川へ放流する活動を続けている。例年夏になると、豊沢地区のルーラルビレッジ、フォーラムビレッジにある水辺の森で大量のホタルを見ることができ、観賞スポットになっている。

 長橋さんは「餌が提供されたおかげで今年の夏はたくさんのホタルが見られた」と支援に感謝し、「口コミで町内や近隣から訪れた人たちに喜ばれた」と語る。

 同社からのカワニナの寄贈は、昨年に続いて2回目。勇払東部地区外1地区6区第1用水路災害復旧工事を担当する和田卓也所長は「喜んでもらえたので、寄贈してよかった。引き続き地域に貢献していけたら」と話していた。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー