厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は28日、恒例の古紙回収に合わせ、学校敷地内で「焼きいも会」を開いた。生徒と教職員、保護者らがサツマイモを焼いて心和むひとときを過ごした。
同校PTAのレクリエーション。これまでは餅つき大会を開いていたが、コロナ禍の中でもできることとして昨年から実施している。サツマイモは地元農家が安価で提供した。
この日は1、2年生30人が古紙回収、イモ洗い、火おこしと役割を分担しながら作業。爽やかな秋晴れの空の下、屋外に甘い香りが立ち込めると、保護者や教職員、受験を控える3年生に笑みがこぼれ、出来たてほくほくの焼き芋を味わった。3年生の内山裕翔さん(14)は「甘く、軟らかくておいしかった。すごく楽しい時間だった」と話していた。