聖月流日本吟剣詩舞道会厚真支部(藤江美月支部長)の2022年度審査発表会が23日、厚真町総合福祉センターで開かれた。町内や近隣の会員が日ごろの練習の成果を披露した。
ステージは、声で詩の内容や背景を表現する「吟詠」や吟詠に合わせて扇や刀を手に舞う「剣詩舞」など34のプログラムで構成。最高齢で81歳の会員もいるなど、幅広い年代の出演者がそれぞれ威風堂々とした振る舞いを見せたほか、20代の若手2人による会津鶴ケ城の「合舞」も披露され、来場者の目をくぎ付けにした。
発表会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いており、今回3年ぶりの開催となった。藤江支部長は「ずっと会えなかった人たちと再会を果たすことができ、これが元気の源になる。人前で踊るのは緊張するが、みんな張り切っていた」と笑顔で振り返った。