敷島ファームに感謝状 白老町に100万円

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  • 2022年10月29日

 国内最大規模の黒毛和牛畜産企業で町内に生産牧場がある敷島ファーム(本社栃木県那須町)は24日、農業振興に役立ててほしいと、白老町に100万円を寄付した。

 2018年から毎年続けており、累計は今回を含めて1000万円に達した。

 戸田安彦町長は「多額の寄付はありがたい。引き続きPR事業などで大切に使わせていただく」と町役場で感謝状を贈り、同社の高田正樹社長は「白老牛のPRにも役立てて」と話した。

 同社は那須町を拠点に黒毛和牛の生産牧場を展開し、飲食店やホテルも営んでいる。白老町では繁殖から肥育まで一貫生産の牧場を3カ所運営。約7000頭を飼育し、白老の畜産振興に貢献している。

 町大町で営業する「おいしい肉屋さん白老店」では、500円、1000円(いずれも税別)の均一価格を設けて商品を提供。高田社長は「町外ではブランド牛として商品価値を高めつつ、町内では日常的に食べてもらえるよう手頃な価格で提供したい」とも語った。

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