むかわ町議会は26日、臨時会を開き、物価高騰に伴う国の緊急支援や新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案など議案2件を原案通り可決した。
町によると、電力・ガス・食料品などの価格高騰に伴う負担増を踏まえ、非課税1世帯に対して5万円を給付する緊急支援に7600万円、ワクチン接種事業に2000万円をそれぞれ計上。価格高騰による町内事業者への支援に係る総事業費4900万円のうち、3800万円に国の地方創生臨時交付金を充てた。一般会計は歳入歳出に1億4600万円を追加し、総額102億710万円となった。
このほか、福祉施設での集団感染と胆振東部消防組合消防署穂別支署で職員5人が新型コロナに感染し(24日時点)、療養中であることを行政報告した。