安平町安平の菓子製造「早来かりんず」(宮本勲代表)は、地域の魅力をアピールする新商品としてチョコレートを使った「D51(デゴイチ)チョコもなか」を開発した。28日から苫小牧市木場町のMEGAドン・キホーテ苫小牧店で開かれる東胆振物産まつりで初お披露目する。
同店は、あんをベースにしたもなかを製造している。新商品では客層を子どもや若年層に広げようと、町の地域特産品開発事業を活用し、生地の形をまちのシンボルでもある蒸気機関車(SL)「D51」にした。中には、程よい甘さで、滑らかな口溶けのチョコレートを入れた。
ブラックチョコとホワイトチョコの2種類のもなかが各3個入りで1箱1000円。パッケージには道の駅やミニSLに乗車する子どもたちが描かれている。
東胆振物産まつりでは、箱入りのほか、1個150円で販売。今後は店舗をはじめ、追分地区の道の駅「あびらD51ステーション」やJR早来駅に隣接する町物産館でも取り扱う。
遠藤満知子専務取締役は「お土産はもちろん、おやつとしてつまんでもらえたら」と話している。