安平町の遠浅小学校(奥本政一校長)で22日、町内のトップを切って学習発表会(学芸会)が開催された。早来地区に来春小中一貫の義務教育学校「早来学園」が開校することに伴い、今年度で閉校になるため、これが遠浅小で行う最後の学芸会。児童たちはこれまでの練習成果をステージで存分に発表した。
演目は低、中、高学年に分けて行った。1、2年生は「シンデレラとおひめさま」と題した演劇を進めながら、途中で各児童がピアノ演奏や縄跳び、フラフープなど得意のパフォーマンスを発表。音楽に合わせてかわいらしい踊りも披露し、大きな拍手を浴びた。
1年生の門田愛奈子さん(7)は「一番最初のせりふがうまくいった。ちょっと緊張したけれど、失敗せずにできて楽しかった」と納得の表情を見せた。
3、4年生は「桃太郎」をアレンジしたオリジナルの演劇、5、6年生は器楽や群読を披露した。
町内では、安平小が23日に学芸会を実施。追分小は11月5日、早来小は同12日にそれぞれ予定している。