丘の整備の 進捗状況説明 みんなの学校を つくる会  安平

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年10月22日

 安平町早来地区に来年4月、小中一貫の義務教育学校「早来学園」が開校するのに当たり、町民主導で活動する「みんなの学校をつくる会」(石川英俊代表)は19日、町役場総合庁舎で会合を開いた。同会が要望書を提出した新しい学校に隣接する丘の整備に関し、町教育委員会から得られた進捗(しんちょく)状況の情報と今後の同会の活動について、参加者に説明した。

 同会では、昨年11月から定期的にワークショップを開催したほか、アンケート調査やフィールドワークなどを行い、丘の活用法について意見交換。町民の意思を反映させた内容をまとめて、7月に町教委へ要望書を提出していた。

 事務局によると、町では開校初年度の2023年度を丘がどのような使われ方をしているかを検証する期間に位置付け、24年度以降、小屋や時計塔、ベンチなど必要なものを都度整備していく計画。並行して同会では、草刈りなどの環境整備を進めていくほか、自前でベンチを作ったり、イベントを企画するなどして利用者のニーズ把握に努めるとした。

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