安全対策など確認 建設業労災防止協会苫小牧分会 胆振東部4現場を巡回

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  • 2022年10月8日

 建設業労働災害防止協会北海道支部苫小牧分会は6日、安平、厚真両町4カ所の工事現場の安全パトロールを行った。同分会の安全指導者2人と苫小牧労働基準監督署の担当者が同行し、安全対策などを確認した。

 安平町では、早来地区で来春に開校する小中一貫の義務教育学校「早来学園」の工事現場など2カ所、厚真町では町道幌内左岸線の道路改良舗装、新町地区の大規模盛土造成地における滑動崩落防止の各現場を見て回った。

 安全指導者らは、現場の担当者から地山の掘削や土止め支保工、足場組立てなどの作業内容を聞き取り、各種点検項目を記録する書類に目を通した。法令違反などはなかったが、機械や作業員の日常点検、現場に応じたリスクアセスメントの管理など安全対策を呼び掛けた。

 同分会の船場祐司・安全指導者は「工事全体を通して問題はなかった。工期が10月末の現場もあるなどこれから追い込み期を迎えるので、一層気を付けてもらいたい」と話していた。

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