地域活性化効果は 人口減少に対応 する政策研究会 芸術祭会場を視察  白老

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年10月8日

 白老町議会の「人口減少に対応する政策研究会」(大渕紀夫座長)は5日、町内各地域で10日まで開催している芸術祭「ルーツ&アーツしらおい―白老文化芸術共創」(白老文化観光推進実行委員会主催)の現地調査を行った。

 研究会は、移住定住や関係・交流人口の創出などをテーマに毎月数回のペースで活動している。

 メンバーは大渕座長、氏家裕治氏、森哲也氏、佐藤雄大氏。4人は同芸術祭に事務局スタッフとして関わる佐藤氏の案内で、大町商店街周辺の展示会場を徒歩で巡った。

 現場関係者から「観光客だけでなく町民も子ども連れで作品を見に来てくれる」など、取り組みがもたらす地域活性化の効果や関係・交流人口の創出などについて聞き取った。

 大渕座長は「すぐに人口増などの効果が出る取り組みではないと思うが、継続することで町内外に理解が広がり、関係人口の創出につながるのでは」と話していた。同研究会は聞き取った内容などをまとめ、人口減少対策の研究を深める。

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