厚真町の上厚真小学校(圓山芳史校長)5年生10人が3日、同町幌内の田んぼで稲刈りを体験した。
田植えから収穫までの過程を学ぶ食育の一環で、プロ野球北海道日本ハムファイターズが町観光協会とコラボして行う「田んぼのオーナー」制度を利用して参加している。
児童たちは1時間ほどかけて、黄金色に育った稲を鎌で刈り取った。中居侑大君(11)は「最初は(鎌が)危ないからちょっとやりたくなかったけれど、だんだん楽しくなってもっとやりたいと思った」と振り返り、「自分が取ったお米がたくさん入ったお弁当を作りたい」と希望を語った。
今後は収穫した米などを使ってオリジナル弁当の企画、販売を計画している。