砂利道などのオフロードでも走れる自転車グラベルバイクのレースイベント「グラベルパーティ2022♯2in　ATSUMA」が2日、厚真町の浜厚真オフロードパークで開かれた。35人が参加し、クラス別のレースやチーム戦を展開。順位が目まぐるしく入れ替わるデッドヒートを繰り広げた。

　元プロのロードレーサーで23歳以下日本代表経験もある小橋勇利さんが代表を務める「KBikeService」が昨年の春から年2回ペースで主催し、4回目となった。

　最後の一人になるまで周回レースを繰り広げるエリミネーションを採用した上級者向けのグラベルパーティでは、砂ぼこりを巻き上げながら激しいレースを展開。2～4人で計15周を走るチーム戦ではチームごとに作戦を立てながら、アップダウンやカーブなど未舗装路に障害物などを設置した1周約1250メートルのコースを走り抜けた。年代別クラス、キッズのクラスもあり、それぞれ力を発揮した。

　大会は来年以降も春と秋、年2回の開催を予定。小橋さんは「広報などを通じて参加者を増やし、大会を大きくしていきたい。浜厚真は初心者でも楽しめるコースなので、地元の小学生や中学生、女性などスポーツや自転車が好きな人にもぜひ参加してもらいたい」と話していた。