スープカレー&ネパールカレー店「スーリヤ」の白老店が町東町2にオープンした。ネパールで10年以上修業を積んだベテランシェフとスタッフ計3人による本場のカレーを楽しめる。
メニューはチキンチーズカレー、マトンカレー、ミックスベジタブルカレーなど。水を一切使わず、炒めた野菜の水分で作っているため、食材のうま味が凝縮されている。辛さは10段階あり、注文時に選んで味わう。組み合わせて食べるナンの種類にはチーズやガーリックがある。1人1000円前後、セットメニューは同1200円ほどで食事ができる。
9月15日の開店以降、町民らが次々に訪れており、チキンカレーやシーフードカレーの人気が高い。本店(苫小牧市新中野町)の代表でもある同店のタカリ・スクラル代表(41)は「ウポポイ(民族共生象徴空間)が誕生し、観光地として期待が高まる白老に注目した。周辺に本格カレーの店がないことも決め手になった」と開店の動機を語り、「『おいしかった』という声をいただくのがうれしい」と満面の笑みを浮かべる。
店内はテーブル、カウンター席など計27席。テークアウトにも対応し、小中高校生にはソフトドリンクかアイスを無料にする。タカリ代表は「白老の皆さん、ぜひ一度、私のカレーを味わって」と呼び掛けている。
午前11時~午後9時。電話0144(85)2326。