「世界アルツハイマーデー」の21日、白老町認知症の人と家族などの会(平野弘会長)は、町東町のコープさっぽろパセオしらおい店前で街頭啓発を行った。会員6人が黄色いたすきを着け、認知症に関するリーフレットなどを買い物客に手渡した。
9月は、国際的に「世界アルツハイマー月間」と位置付けられており、国内でも「忘れても あなたはあなたの ままでいい」をテーマに各地で啓発活動が展開されている。
同会は2017年に設立して以降、毎年この日に合わせて啓発活動に取り組んでいる。平野会長は当事者や家族に向けて「助けになれるかもしれない。一人で悩まず、会に相談を」と呼び掛け、「会が当事者などの気持ちを少しでも楽にし、前向きになれる存在でありたい」と話していた。