来春、安平町早来地区で小中学校が統合され、新たに小中一貫の義務教育学校が開校することにより、今年度限りで閉校する早来中学校(山田誠一校長)の最後の学校祭が17日、早来小体育館で開かれた。「早来コレクション」と題したファッションショーが行われ、モデルになった生徒らはユニークなパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。
義務教育学校「早来学園」で着用する制服、指定ジャージの紹介も兼ねて企画された。
制服は、ダークグレーのブレザーに、緑を基調にしたチェック柄のスラックスかスカート。ジャージーはネイビー基調で、校章と校名「HAYAKITA GAKUEN」入り。身に着けた生徒たちは、順番に登場し、スポットライトを浴びた。
生徒会長で3年の山﨑大知さん(15)は「制服は伸縮性があって肩凝りとかがなくなるのかなと思うと、とてもいい。スラックスに緑が入っており、緑が多い安平町らしいデザインなので(学校生活で)着てみたかった」とうらやみ、「新しい学校にふさわしい制服になれば」と話していた。
このほか、おしゃれなコーディネートや着ぐるみを着た生徒たちも出演。教員が生徒に扮(ふん)し、モデルとして登場するサプライズもあり、会場は歓声と笑いに包まれた。