胆振東部地震から5年目に向けたプレイベント「むかわ町復興応援フェスタ」が23日午後1時から、道の駅「四季の館」で開かれる。現在、国民健康保険穂別診療所の副所長として地域で活躍する精神科医の香山リカさんの震災復興講演会をはじめ、防災に関する体験プログラムや展示を予定。防災意識の向上を図り、復興を加速化させる一助とする。
町と包括連携協定を結ぶ札幌大学、地元のNPO法人マージュ、町女性連絡協議会などで組織する同フェスタ実行委員会が主催。町と鵡川高校などが後援・協力。
震災復興や防災について考えてもらうのがイベントの目的で、コンセプトは「楽しく学ぶ!」。会場ではAR(拡張現実)を駆使した浸水体験、パワースーツ、吸水式土のう袋などの体験コーナーを設ける。災害時に役立つ民間事業者の車両をはじめ、非常持ち出し品や備蓄品を展示する。
ヤマト運輸マスコットキャラクターの「クロネコ・シロネコ」や町公式キャラクター「むかろん」との記念撮影、化石クリーニングのブースも設置する。
震災復興講演会(当日先着150人)は午後2時から。香山さんが「こころの復興」で大切な三つのことをテーマに講話する。
問い合わせは、町総務企画課 電話0145(42)2469。