白老町のヨコスト湿原友の会(中野嘉陽会長)は24日午前10時から、同湿原で観察会を開く。無料、予約不要で参加を受け付けている。秋の湿原風景やクマヤナギのジャングル、タイミングが良ければダイサギやアオサギなどの野鳥、渡り鳥などが見られそうだ。
友の会メンバーが案内役を務め、植物や昆虫、鳥類などの生きものや環境について分かりやすく紹介する。湿原そばに建つ海岸側の看板前に集合する。飲料や虫除けスプレーなどは各自で持参する。
ヨコスト湿原(面積33ヘクタール)は、多様な自然環境を形成する低層湿原で、希少な動植物が生息している。2016年4月に環境省の「日本の重要湿地500」に選ばれたことを受け、多くの人に同湿原の魅力を知ってもらおうと毎月、観察会を企画している。