3年ぶり「みこし渡御」 厚真神社で秋季例大祭

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年9月17日

 厚真神社の秋季例大祭で16日、3年ぶりの「みこし渡御」が行われた。トラックに乗せたみこしが町内各所を巡り、活気を創出した。

 同神社の例大祭は新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年、一昨年とみこし渡御、露店などを中止し、神事のみ執り行っていた。今回も子どもみこしは見送ったが、神社関係者がみこしをトラックに乗せて午後0時30分ごろ、同神社を出発。約4時間にわたって町内を回った。町総合福祉センターには宮坂尚市朗町長や園児らも駆け付け、神事に臨んだ。

 中村昇洋宮司(45)は「感染症対策をしながら、少しでも活気やにぎわいを取り戻そうとみこし渡御を行った。天気にも恵まれ、無事に終えられたのが一番」と話していた。

 また、境内での露店やステージイベントなどは中止したが、町内外の飲食店有志がキッチンカーを出店し、祭りに花を添えた。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー