鹿公園内に花手水 AICAS国際交流会 世界平和祈り癒やしの空間

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年9月16日

 安平町民の有志でつくる「AICAS国際交流会」(安平町国際文化芸術スポーツ交流会)は、町追分白樺の鹿公園内にあるスイレンの池の前に「花手水(ちょうず)」を設けている。トルコキキョウを中心に、ヒマワリ、菊、ダリアなど色とりどりの花で癒やしの空間が生み出され、訪れた人たちを和ませている。19日まで。

 同交流会のアートプロジェクトの一環。町内の花卉(かき)農家と連携し、需要と供給のバランスなどで出荷できなくなった花を利活用して昨年から行っている。

 メンバーは新型コロナウイルス感染症の終息と世界の平和を祈り、思い思いに季節の花を生けた。

 今年は地元の子ども園に通う園児にも参加してもらい、ウクライナの国旗をイメージした花手水のコーナーも設けた。同交流会の森田美恵子代表は「アートを通じ、花本来の姿、人と花の関係性を感じてほしい。生けた人、見た人の記憶や価値観に触れることで今後、参加者の輪が広がってくれたら」と話していた。

 18、19日には「敬老の日」に合わせ、あずまやを使って65歳以上を対象に各日先着50人に紅白まんじゅうをプレゼントする。パンの出店や陶芸作品の展示なども予定している。

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