道内最大級のライダーの祭典「BikeJIN(バイクジン)祭り」が11日、白老町北吉原の白老滑空場で開かれた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。全国各地からバイク約2400台、関係者ら計約3000人が集結し、最新オートバイの試乗会など多彩なプログラムを楽しんだ。
ツーリング月刊誌「バイクジン/培倶人」と出版元の実業之日本社が2014年以降、20、21年を除き同町で毎年開催し、今回で7回目。会場の特設コースでは、国内外メーカー最新モデルの試乗会が行われ、参加者は乗り心地や操作性を確かめながらコースを周回した。
新商品のライディングウエアやパーツ、アウトレット商品など計33の各メーカーらの展示、販売ブースが軒を連ね、店員からの説明を受けたり、展示バイクにまたがったり、ステッカーなどの商品を買い求める客らでごった返した。
最新モデルのオートバイ試乗会は午前と午後に計3回行われ、人気を集めていた。豪華賞品が当たるじゃんけん大会やトークショーなども展開され、来場者は白老牛バーガーなど出店の地元グルメを味わいながらバイクイベントを満喫していた。
北吉原でライダーをターゲットにした民泊施設を7月に開設したばかりの上田健吾オーナー(64)も会場を訪れ、「各メーカーの最新モデルが見られて楽しかった」と話していた。