2018年9月に発生した胆振東部地震から4年となる6日正午、震度7を観測し、37人(災害関連死を含む)が命を落とした厚真町で、町民たちが犠牲者の冥福を祈り黙とうした。
犠牲者を追悼し震災の記憶を継承するための慰霊碑がある「つたえり公園」(京町)では、宮坂尚市朗町長をはじめ、町議会の渡部孝樹議長、町役場管理職ら24人が参列。亡くなった町民の名前を刻んだ慰霊碑に向かい、サイレンに合わせて約30秒間、黙とうをささげた。
宮坂町長は「決して未来を閉ざすことのないよう、安全・安心なまちづくりを進める決意を新たにした。われわれのできることに全力を重ね、復旧から復興への歩みをしっかり発信していく」と述べた。