ヨコスト海岸をきれいに 町環境町民会議が清掃ボランティア  白老

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年9月6日

 白老町環境町民会議は3日、町東部のヨコスト海岸や湿原をボランティアで清掃した。会員のほか、北海道開発局の職員など約90人が参加し、空き缶やペットボトルなどを拾い集めた。

 コロナ禍で昨年は中止し、2年ぶりの実施。社会福祉法人ホープ、NPO法人ウレシパの杜、トヨタカローラ苫小牧しらおい店、日本製紙などの職員や町職員、町民らが参加した。

 同湿原は2016年、環境省の「日本の重要湿地」に選定されており、同会議の粂田正博会長は「大事な町民の憩いの場。きれいにしましょう」とあいさつ。道開発局苫小牧砂防海岸事務所の甲岡宏次副所長は「けがのないように作業を」と呼び掛けた。

 参加者は青空の下、可燃、不燃用のごみ袋や金属製のトングを手に海岸沿いを歩き、家庭から排出された弁当の空き容器などを回収。可燃100キロ、不燃60キロの計160キロを集めた。

 町内の海岸では今年7月ごろ、ロシアから漂着したとみられる注射器が数本が見つかっており、町生活環境課は清掃前に「もし見つけても触らず、すぐに町に連絡を」と注意喚起をしていた。

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