大雨被害復旧に850万円 補正予算案を可決 厚真町議会臨時会

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年9月1日

 厚真町議会は8月31日、臨時会を開き、今月中旬に大雨を受けた災害公営住宅の浸透性能を向上させる改修工事費や被災林道の復旧に掛かる費用を含め、総額850万円を盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。

 町によると、15、16両日の大雨により新町、本郷の災害公営住宅周辺の地下水位が上昇したことを受け、再発を防止するのが工事の狙い。浸透地を深くし、周辺にフェンスを新設するなどして浸透性能を向上させ、住民の安全を確保する。町が計上した工事請負費は700万円。

 また大雨により洗堀が起きた路盤の整備、崩落した土砂の撤去などに145万円を充てた。

 このほか、両日の大雨で起きた道路橋梁(きょうりょう)の損傷、河川増水の応急対策費として、630万円を同予算で専決処分したことを承認した。

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