大舞台で健闘 全日本中学校陸上競技選手権大会 厚真中2年の大垣尊良さん 砲丸投げ

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年8月30日

 第49回全日本中学校陸上競技選手権大会(18~21日、福島県)の男子砲丸投げに北海道代表として出場した厚真中学校2年の大垣尊良さん(13)が26日、厚真町の宮坂尚市朗町長を表敬訪問し、結果を報告した。「来年は全道優勝して、全国大会では16メートルを投げて優勝したい」と決意を語った。

 大垣さんは、7月下旬に北見市で行われた北海道中学陸上競技大会の男子砲丸投げで全国の標準記録(13メートル)をクリアする13メートル05を投げて2位となり、出場権を獲得。全国大会では自己記録を更新する13メートル45をマークして全体9位に食い込んだ。最終8人が競う決勝には惜しくも進出できなかったが、学年ではトップの成績を残し、今後への期待を持たせた。

 また、今大会は教員に代わって部活動の指導を行う「部活動指導員」として地元の陸上少年団「厚真スローイングチーム」の伴俊行監督が引率などを担当。伴さんは「全道大会で全国大会の出場を決めたのが最終の投てきだったし、今回も最後に40センチも記録を伸ばした。本番に強い選手」と太鼓判を押す。

 宮坂町長は健闘をねぎらうとともに、「楽しく、日々努力することが大切。どんどん記録を伸ばし、結果を出してくれたら地元としてもうれしい。日頃からの積み上げで16メートルの壁を越えて」と期待の言葉を掛けた。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー