道学生野球1部秋季リーグ第1節は28日、とましんスタジアム=苫小牧市=で2回戦3試合が行われた。北洋大は2―1で北海道教育大旭川に競り勝ち2連勝となった。
【第1節】
▽2回戦
北洋大(2勝)
200000000―2
100000000―1
道教育大旭川(2敗)
(北)福田―臼井彗
(道)佐藤―泉
?奥村(道)
旭川大(2敗)
1000001―2
151012X―10
函館大(2勝)
(七回コールド)
(旭)小林、吉口―清水
(函)竹下―小笠原
?佐上(函)
?富田、秋元(旭)小笠原(函)
東農大オホーツク(2勝)
0001611―9
0000000―0
帯広畜産大(2敗)
(七回コールド)
(東)幸田、伊藤茉、林、水島、笠間―高橋凜
(帯)矢部、中澤―竹原
27日
【第1節】
▽1回戦
道教育大旭川(1敗)
000000000ー0
02100030Xー6
北洋大(1勝)
(道)武田、高田―泉
(北)後藤、臼井大―臼井彗
?臼井彗(北)
?鈴木、齊藤、臼井彗(北)
函館大(1勝)
401000000ー5
000000000ー0
旭川大(1敗)
(函)村田澪―小笠原
(旭)杉山、齊藤、吉口―清水
帯広畜産大(1敗)
000000000―0
11001210Xー6
東農大オホーツク(1勝)
(帯)中澤―竹原
(東)石澤、伊藤茉―高橋凜
?工藤ジ、内田(東)
?時光(帯)金子、清水(東)
―北洋大、課題向き合い投打に手応え
北洋大は新型コロナウイルスの影響で前回大会以来2季ぶりの対戦となった旭教大に連勝し、幸先の良いスタートを切った。
エース後藤(4年)が快投し、4番臼井彗(3年)が本塁打。投打がかみ合い快勝した27日の1回戦とは打って変わって、28日の2回戦は緊迫した展開になった。
初回に2点を先制したが、すぐさま1点を返された。その後は互いに好機をつくるも得点に至らず「嫌な雰囲気だった」と大滝監督。ただ、先発した福田(3年)が4回まで5安打されながらも5回以降三者凡退を続け粘ると、野手陣も要所で好守を見せた。
2位タイだった「春季リーグよりもプレー中の声が良く出ている。それが集中力の維持につながってる」と一塁手成田主将(4年)。追求し続ける投手中心の守りの野球で勝ち切り、手応えをつかんだ。
一方の打撃面は改善の余地あり。大滝監督は「体の前方(投手寄り)でボールを打ちにいっている。もっと正面までボールを引き付け、少し詰まるくらいがいい」という。成田主将は「各選手がしっかり課題を持って練習に取り組むことが大切」と気を引き締めた。