厚真ライオンズクラブ(高田芳和会長)は27日、町内浜厚真の野原公園や海浜公園と周辺の清掃活動を行った。会員ら20人が参加し、地域の奉仕に努めた。
この日は、あいにくの小雨模様の中で作業が始まった。会員たちは長靴を履いて、用意した火ばさみと袋を手に野原公園の駐車場やJR浜厚真駅、海浜公園海岸周辺を巡回。落ちている空き缶やペットボトル、マスク、木くずなどを拾い集めた。
地域清掃活動は、環境保全の観点から同クラブが2021年度から始めた取り組み。昨年度1トントラック2台分に及んだごみは、今年度は1台の半分ほどまで減った。
高田会長は「昨年度からの活動の成果か、皆さんのマナーが向上したのか、大幅に少なくなった」と振り返り、「美しい自然環境を子どもたちに残していこうという事業。クラブが存続する限り続けていきたい」と話していた。