地熱発電の仕組み学ぶ 白老中でふるさと学習  白老

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年8月26日

 

 白老中学校は23日、「ふるさと学習」を同校体育館で行った。3年生44人が地元資源の温泉と地熱発電の仕組みを学んだ。

 ふるさと学習は、総合学習の時間を活用し、白老のまちづくりについて学ぶ授業。生徒は白老のまちの特徴を調べたり魅力を考えたりし、3年間の学習成果を11月、学年統一の提言として発表する。

 この日は、元室蘭工業大学大学院地熱利用システム研究室代表の河内邦夫さん(67)を迎え、日本の地熱資源や地熱発電の仕組みなどについて学んだ。

 河内さんは自作のモデルを使ってタービンを回し、電灯を発光させる構造を紹介。「白老は温泉が湧くので地熱の資源が期待できる」と話した。黒川太陽君(15)は「地熱を使って白老でどんなことができるのか、これからみんなと考えていきたい」と話していた。

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