白老町大町3の地域食堂「グランマ」は21日、初めてのイベント「グランマルシェ」を同店と専用駐車場で開き、家族連れなどでにぎわった。同店を運営する林啓介さん(40)が「おいしい・たのしい・かっこいい」をテーマに知人や友人に協力を呼び掛け、実現した。
店内で町内在住のピアニスト太田亜紀子さんの演奏会を開き、駐車場では、町内の飲食店がキッチンカーやテントで焼き鳥やピザ、団子を提供した。町の移住相談や、林さんの知人でまちづくりを研究する藤本穣彦明治大学政治経済学部准教授や学生との交流会も行った。
恵庭市と十勝管内足寄町の社寺建築大工2人が講師となり、子どもたちと木組みの小屋を建てる体験会も人気を集めた。
林さんは「今後も定期的に開催したい。次回は10月末ごろを考えている」と話していた。