牧場展望台にウッドデッキ 日胆地区測量設計協会の寄付金活用  厚真

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年8月23日

 日胆地区測量設計協会(川又敏英会長)の寄付により厚真町宇隆の町有牧野宇隆牧場敷地内(通称宇隆公共牧場展望台)の広場に整備されたウッドデッキ、パーゴラ(つる性の植物を絡ませる棚)が22日、現地でお披露目された。町や同協会の関係者が出席し、建築物の完成を祝った。

 ウッドデッキは幅14・4メートル、奥行き7・2メートル。パーゴラは縦横それぞれ7・2メートル、高さ2・5メートル。

 同協会は創立50周年記念事業の一環で、胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真町の復興を後押ししようと、パーゴラなどの設置費用として町に500万円を寄付していた。

 お披露目に先立ち、宮坂尚市朗町長は「ここが一つの目的地として、にぎわいをもたらす場所になる」と感謝の言葉を述べ、善行賞を贈呈した。年内には散策路の整備も計画しており、「この素晴らしい景観を共有し、交流や森林浴ができる厚真町の新たな観光名所として、たくさんの方々に楽しんでもらえるようにしたい」と語った。

 同協会の川又会長は「多くの町民に利用されることを期待している。これをご縁に厚真町のまちづくりやイベント・事業のお手伝い、協力をしていけたら」と意欲を伝えた。

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